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Growth Journey ~成長の道のり~

「Growth Journey 成長の道のり」は、シーラテクノロジーズで活躍する社員たちへのインタビューを通じて、入社前後の心境や環境の変化や入社後に直面した課題、そして現在の業務内容を紹介するシリーズ記事です。この企画は、新入社員や就職活動中の学生に向けて、リアルな職場体験と成長の軌跡を伝えることを目的としています。
インタビュアー 石垣 帆香 Honoka Ishigaki
「伝え方が変われば、仕事も変わる」
試行錯誤の先に見えた自分らしい働き方
  • 現在の業務について

    石垣:本日はよろしくお願いします!まず、現在の業務について教えていただけますか?
    伊東:よろしくお願いします。私は現在、アクイジションという部署で「仕入れ事務」を担当しています。私たちの部署は、土地や建物、建物内の一部屋などを仕入れ、それをお客様に販売するための商品として確保する役割を担っています。
    石垣:なるほど。いわゆる仕入れの部分を担っているということですね。具体的にどのようなお仕事をされているのでしょうか?
    伊東:はい。営業担当者が獲得した案件が契約へと進むまでの事務作業を担当しています。また、契約後の業者様とのやり取りをサポートすることも重要な業務の一つです。営業担当者が営業活動に専念できるよう、必要な書類の作成や手続きを行い、契約が円滑に進むように支援しています。
    石垣:営業の方のサポートがメインのお仕事なんですね。契約に関わる事務作業というと、細かい確認作業も多いと思いますが、やりがいを感じる瞬間はありますか?
    伊東:そうですね。契約が無事に完了し、お客様に販売できたときは達成感を感じます。また、営業担当者から「助かった!」「ありがとう。」と言ってもらえると、自分の仕事がチームの役に立っていると実感できて嬉しいですね。
  • これまでのキャリアについて

    石垣:これまでのキャリアについてお聞きしてもよろしいですか?
    伊東:私は2020年に本社がアメリカにある不動産系の旅行会社に新卒で入社し、約3年半勤めました。
    石垣:不動産系の旅行会社というのは初めて聞くのですが、どのような事業を行っていたのでしょうか?
    伊東:主にハワイのコンドミニアムなどの1週間分の所有権を、不動産権利付きで販売する事業を行っていました。お客様はその所有権を購入することで、毎年決まった時期にそのコンドミニアムを利用できるという仕組みです。
石垣:そこではどんなお仕事をされていましたか?
伊東:最初はカスタマーサポートとして、お客様対応をしていました。お電話での問い合わせ対応が中心で、商品の使い方の説明やクレーム対応などを行っていました。その後、営業事務に異動し、契約書作成などの業務に携わりました。契約書は英語で作成されるため、日常的に英語を使う環境でしたね。
石垣:英語の契約書を扱うなんて、すごく大変そうですね。英語はもともと得意でしたか?
伊東:大学で英米文学を専攻していたので、英語を使うことに抵抗はありませんでしたが、実務で使う英語はまた違った難しさがありましたね。特に契約書は専門用語が多いので、最初は大変でしたが、慣れてくると楽しむ余裕もできました。
  • 苦戦したこと・現在の課題

    石垣:これまでのお仕事の中で、特に苦戦したことや大変だったことはありますか?
    伊東:そうですね、一番大変だったのは「新しい業界に飛び込んだとき」ですね。前職からシーラに転職した際、同じ不動産業界とはいえ、業務内容が大きく違っていました。最初は専門用語や業界の仕組みを理解するのに苦労しましたね。
    石垣:確かに、不動産業界は専門的な知識が多いですね。この課題に対してどのようなことをしましたか?
    伊東:ひたすら調べることと、実際の業務を通じて学ぶことですね。わからないことは都度上司や先輩に質問し、できるだけ具体的な理解を深めるようにしました。また、契約書や過去の資料を読んで、業務の流れを掴む努力もしました。
    石垣:順調かとは思いますが、現在課題に感じていることはありますか?
    伊東:最近は「新人教育」が課題ですね。新しく入社された方に業務を教える機会が増えたのですが、自分が当たり前だと思っていることでも、相手にとっては初めてのことが多いので、伝え方が難しいなと感じています。
    石垣:たしかに、説明の仕方ひとつで相手の理解度も変わりますよね。どのように工夫されていますか?
    伊東:できるだけ具体的に説明することを意識しています。抽象的な表現ではなく、「この書類のここを修正してください」「この手順のこの部分が重要です」など、細かく伝えるようにしています。あとは、一度説明しただけで終わりにせず、実際にやってもらいながらフィードバックをするようにしていますね。
  • 成長を実感したこと

    石垣:大変なことも多くあったと思いますが、その中で「成長したな」と感じる瞬間はありますか?
    伊東:はい、いくつかあります。特に実感しているのは、「伝え方」と「業務改善」のスキルが向上したことですね。
    石垣:詳しくお聞かせください!
    伊東:まず「伝え方」ですが、以前は上司から「説明がわかりにくい」と指摘されることがありました。それをきっかけに、報告や相談をする際に、結論を先に伝える、具体的な事例を交えるなど、伝え方を工夫するようになりました。その結果、上司や同僚とのコミュニケーションがスムーズになり、仕事が効率的に進むようになったと感じています。
    石垣:確かに、伝え方が変わるだけで仕事の進み方も違ってきますよね。もう一つの「業務改善」というのは?
    伊東:はい。たとえば、契約書作成の際にExcelを使用するのですが、以前は手作業が多く、時間がかかっていました。そこで、関数を活用して自動化し、修正や入力の手間を減らす工夫をしました。これにより、作業時間が短縮されるだけでなく、間違えるリスクも減り、より効率的に仕事を進められるようになりました。
    石垣:素晴らしいですね!業務の効率化にも積極的に取り組まれているんですね。
  • 今後のキャリア目標

    石垣:今後のキャリアについて、どのような目標をお持ちですか?
    伊東:短期的な目標としては、現在担当している「建物の一部屋の仕入れ」だけでなく、「土地の仕入れ」にも関わり、業務の幅を広げたいと考えています。
    石垣:すでに不動産業界の経験が豊富ですが、さらに専門性を高めていきたいということですね。長期的な目標もありますか?
    伊東:はい。仕入れ事務の専門性を高め、どの会社でも通用するスキルを身につけたいと考えています。また、「この人に聞けば的確な答えが返ってくる」と思われるような、知識・コミュニケーション力のある人材を目指しています。現在はリーダー職への昇進を目指しており、周囲から納得されるようなリーダーになることが目標です。
    石垣:素晴らしいですね!ぜひその目標を達成されることを応援しています。本日は貴重なお話をありがとうございました!
    伊東:こちらこそ、ありがとうございました!
 
  • 伊東 あゆみ プロフィール

    出身大学(学部/学科):成蹊大学 文学部 英文学科
    趣味:町探検
    特技:良さげな飲食店を見つけること
    土日の過ごし方:お家時間も好きですが、基本おでかけしています。都内の季節系イベントや劇場・映画館に行くことが多いです。
    好きな映画:ザ・マジックアワー、運命じゃない人